ビリー・ジョエルのブート

ジャケ写をアップできないのが残念ですが、ビリー・ジョエルの「グラス・ハウス」のデモ集をゲット。以前ネットの友人から「ボーダーライン」「ロング・ナイト」の2曲だけデモ・ヴァージョンを入手しましたが、これはたっぷり20曲入り。オリジナルはこれね。

Glass Houses

Glass Houses

20曲の内訳は、「レイナ」2ヴァージョン、「ロング・ナイト」2ヴァージョン、「ボーダーライン」4ヴァージョン、「ドント・アスク・ミー・ホワイ」2ヴァージョン、「真夜中のラヴ・コール」3ヴァージョン、「チャンスに賭けろ」2ヴァージョン、「孤独のマンハッタン」3ヴァージョン、「愛の面影」と「ロックン・ロールが最高さ」が1ヴァージョンずつ。
面白いことに「ガラスのニューヨーク」のデモがないんですね。
それにしても、ロックっぽい曲ほど最初からアレンジがきちんとできているのが彼らしい。それだけ引き出しが少ないということでしょう。やはり彼は優秀なロッカーというよりポップメイカーなんですね。
アメリカでは諸作の中でも非常に好調なセールスを記録した本作ですが、実はビリー・ファンの間ではもっとも評価の低いアルバムの一つでもあります(ダントツに低いのはやはり「ブリッジ」か)。
私はアレンジのしょぼさを抜きにすれば、まずまずの出来だと思います。