1982/5/8−6/26の全米チャート

ひさびさにこのカテゴリーの記事をアップします。大丈夫か?こんなに今までにないハイペースで今年は更新し続けられるのか??
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さて、J.ガイルズとジョーン・ジェットのロングヒットの後は、ヴァンゲリス(残念ながらお亡くなりになりましたが)の映画ヒット(「炎のランナー」)、「チャリオッツ・オブ・ファイアー」。

Chariots of Fire: 25 Annivesary Edition - O.S.T.

Chariots of Fire: 25 Annivesary Edition - O.S.T.

彼と言えばやはり「ブレードランナー」のイメージが強いのですが、最近ではサッカーのワールドカップのテーマソングなども手掛けています。で、この1位は1週だけで、その後はポール・マッカートニースティーヴィー・ワンダーの豪華ユニットによる「エボニー・アンド・アイボリー」が7週連続1位を記録します(年間チャート4位)。
Tug of War

Tug of War

ポール・ファンにとっては、「ポールのMOR化」「共演依存症」といったマイナスのイメージが強い曲で、80年代後半の低迷はここからみたいな論調すらあります。また曲のテーマもあまりに陳腐なテーマ(世界平和・人類愛を「エボニー(黒)」「アイボリー(白)」とピアノの鍵盤の色でたとえている)としてジョン・ファンからはまたツッコミのネタを提供した曲でもあります。私は大好きですけどね。
ちなみにこの曲、2人の共演とポールのソロの2つのヴァージョンがあり、12インチにともに収録されています(PVも2ヴァージョンあり)。元のこの曲のデモテープ(80年)では、最初のフレーズしか出来ておらず、"We all know that people all the same wherever you go"以下の部分はまだ出来ていません。曲調も穏やかなミディアム・スローのバラードでした。