ホール&オーツとスプリット・エンズ

Live At The Apollo

Live At The Apollo

ホール&オーツ、85年のライヴ盤。黒人音楽の殿堂、アポロ・シアターでのエディ・ケンドリックスデヴィッド・ラフィンテンプテーションズ組との共演盤でもあります。
ライヴ・エイドで見せた共演と基本的には同じで、ライヴ・エイドの3ヶ月くらい前のパフォーマンスだそう。ポール・ヤングでヒットした「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」は、実はこのライヴ・ヴァージョンが一番いいような気もします。
オリジナルナンバーの選曲は、「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」「ワン・オン・ワン」「ポゼッション・オブセッション」など、比較的黒人向けのよいソウル・フレーバーのある曲が選ばれています。ただ、最後の「アダルト・エデュケーション」は非常に過激ですが。
ひさびさに(20年ぶり)聴きましたが、意外と良いライヴ盤でしたね。
Time and Tide

Time and Tide

クラウデッド・ハウスの前身バンド(正確にはそうではない)で、オーストラリア/ニュージーランドの人気バンド、スプリット・エンズのアルバム。このアルバムからは爽やかなポップナンバー「エラテロアの風」がヒット。なんせバンド名が「枝毛」だけあって、かなりひねくれた音楽性を持ったバンド。XTCがオーストラリアやニュージーランドで受けたというのはこういうバンドの土壌があったせいでしょうね。