KISS&シック

明らかに自分のメインの嗜好ではないんですが、嫌いではないのを買ってみました。

Crazy Nights

Crazy Nights

初めてキッス(何だかこう書くと誤解されそうですが)を買ったんですが、おそらくコアなキッス・ファンからいえば、「よりによってコレかよ」と突っ込まれそうな選盤。
でもね、リアルタイムで聴いたのが実はこのタイトル曲だったんで、それなりに思い入れがあるんですよ。キッスの特徴は、サウンドというより、ビートルズにもろに影響を受けたソング・ライティングとコーラス。だからとにかくハードロックとはいえ、親しみやすい。
顔のペイントみたいなギミックで意外と無視されてますが、ここはちょっと押さえておいたほうが良いポイントですね。
ベリー・ベスト・オブ・シック

ベリー・ベスト・オブ・シック

シックの代表曲はほぼ押さえてます。俗にいう「シック・サウンド」は、実にソフィスティケイトされたダンス&ファンクゆえに、真似しようとするとセンスの良さが出てしまうんで、フォロワーがほとんどいない。ただし影響力は大きかったようで、だからこそデュラン・デュランのメンバーがパワー・ステーションにバーナード・エドワーズやトニー・トンプソンを引き込んだり、デヴィッド・ボウイやマドンナなどあらゆる連中がナイル・ロジャースにプロデュースを頼んだんでしょう。
いまだに「踊れる」サウンドというのはすごいですね。