J.P.コッター「リーダーシップ」
まずハズレ本から。
[カラー図解]手帳、ステーショナリー、デジタル機器「超」活用ノート できる人は使っている
- 作者: アーク・コミュニケーションズ
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2005/11/16
- メディア: 単行本
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リーダーシップ論―いま何をすべきか (ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス経営論集)
- 作者: ジョン・P.コッター,John P. Kotter,黒田由貴子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1999/12
- メディア: 単行本
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注目すべきポイントはやはり「マネジャーは部下やその他の人間に『依存』している」という指摘。あらためてなるほどな、と思うし重要な指摘だと再認識。
ところで、この本の訳がどうにもこうにも馴染めない。内容的にはそんなに難しいことではないのに何だか小難しく訳出しているような印象が。監訳者が黒田由貴子氏になっていたのをみて、なんとなく納得。この方の訳は微妙に難解です。偉大な学者の論文やフレームワークはだいたいにおいてシンプル(経済学のクルーグマンもそうだし、戦略論のポーターやマーケティングのコトラーもそう。先日亡くなったドラッガーはフレームワークがほとんどないのが特徴)で、コッターもその例にもれないのに、この訳が敷居を高くしているように思われます。まあもっとも「ハーバード・ビジネス・レビュー」が初出なんでムリもないかも。なんだかこういうのってもったいないなぁ。