No.10「ベイビー・イッツ・ユー」

数ヶ月前から「ビートルズ全曲レビュー」などと打ち上げておいて、まだ10曲目(苦笑)。
今回は「ベイビー・イッツ・ユー」。これも「ボーイズ」と同じシュレルズがオリジナルなんですが、ポイントは作曲がバート・バカラックであること。なるほど、バカラックらしい流麗なメロが素晴らしい曲。で、ビートルズも好演。
演奏上のポイントとしては、間奏部のチェレスタの音色なんでしょうが、絶品なのはやはり色気のある「おっほ〜〜〜ん」というジョンの声でしょうねぇ。若い、というより青い曲が多いアルバム中、もっとも大人な香りがしたのがこの曲でした。

Goodbye Cruel World (Dlx)

Goodbye Cruel World (Dlx)

ちなみに、この曲はエルヴィス・コステロニック・ロウという豪華なコンビでカバーもされています。アルバム「グッドバイ・クルエル・ワールド」のボートラで収録されてますので、そちらもご一聴を。