やはりステイタス・クォーは素晴らしい

Rockin All Over the World

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久々にライヴ・エイドの1枚目を見直しました。やはりバンド・エイドUSAフォー・アフリカのPVは見入ってしまいますね。


で、イギリスのオープニング、チャールズ&ダイアナ入場のシーンをよく見ると、バックにクィーンのメンバーがいるじゃありませんか(ただしフレディはいなかった。やはり当時解散寸前だったんですね)。


オープニングのステイタス・クォー、やっぱり血がたぎります。どうやら今月、ブームタウン・ラッツと並んで再発盤が出るようですので、ベストを買おうと思っています。リアルタイムでもほぼ同時期に「黄昏のマルガリータ」という曲を聴いて気に入っていたので、個人的にも気になるバンドです。続く「キャロライナ」も好調。


スタイル・カウンシルはやはりD.C.リーのへタレぶりが耳につく。ポール・ウェラーも激しすぎてジャムの頃とそんなに変わんなくなってます。ブームタウン・ラッツはどっちかといえば「哀愁のマンディ」より続く「ドラッグ・ミー・ダウン」の方が典型的な彼らの曲なんですけどね。アダム・アントはどう見てもかっこ悪い。好きなんだけどなぁ。。。息切れもしてるし。


ウルトラヴォックスはミッジのギターの音のかっこ良さが耳に残ります。スパンダー・バレエは演奏ほんとに上手い。特にリズム隊。トニー・ハドリーのヴォーカルもきっちり地声のところが好感が持てる。コステロもギターの音がクリアでいい。


ニック・カーショウ、シャーデー、スティング&フィル・コリンズ、ハワード・ジョーンズ、ブライアン・フェリーは軽く飛ばしました。だってあまりライヴ映えしないんですもの。ポール・ヤングは逆にライヴ映えするところに、現在の不遇が残念無念。しかしほんとポール・ヤングは選曲眼はあるが、アレンジが最悪だなぁと当時も今も思います。


ブライアン・アダムスアメリカのオープニングなのはうれしいんですが、ツアー中のせいで声があまり出ないのと、紹介役のジャック・ニコルソン江守徹に見えて仕方がないのが残念。


U2はなっげーよ、ということと、「バッド」の冒頭でルー・リードの「サテライト・オブ・ラヴ」を口づさんでいることに気づきました。


結論としては1枚目は当時のイギリスの勢いをほんとに感じさせるということに尽きます。あまり私はノスタルジーって持たない性質なんですが、今回ばかりは「当時は良かったなぁ」と思います。