クラッシュなどなど。

The Clash London Calling - The 25th Anniversary Edition

The Clash London Calling - The 25th Anniversary Edition

話は雑誌「ストレンジ・デイズ」に戻りますが、トップの特集はクラッシュの
「ロンドン・コーリング」。残念ながら私はほとんどクラッシュを知らない
(興味がない)。というよりニューウェーヴ以前のパンクはほとんどそうなんです。
元々パンクというジャンルが原点回帰(先祖帰りともいう)を狙ったもので
ある以上、今聴いてもそれは懐メロ以上の感想を持てないんです。
今回の特集でも歴史的な意義はよくわかるんですが、じゃあ今どれくらい作品
としてセーフかというと、かなり疑問(聴いてないから弱気に断言)。
これは同時期の他の作品にも言えて、私はかねがねポップ・グループの「Y」は
過大評価だと思っていますし、ピストルズにせよジャムにせよ、初期のコステロ
にせよ、初期衝動だけで感動するほどこちらもウブじゃない歳になってしまいました。
Y

Y

ましてやヒップホップやグランジを経た若い人たちにどれだけこの手の音が
アピールするかというと、甚だ疑問なわけです。
ファッション的な要素を除いた部分での影響力は弱いのではないでしょうか?

とはいうものの、何しろこちらは「聴いてない」状態なので、偉そうなことは
言えないのですが、意外とヒットした「ロック・ザ・カスバ」とか聴くと
(まだ聴いていない)ファンになったりして。

余談ですが、「ロンドン・コーリング」のロゴ、実はプレスリーの1stの
パロディなんですね(肝心の音は聴かず、こんなことばかり知っている)。
これはセンスいい。

エルヴィス・プレスリー登場!

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