1982/5/8−6/26の全米チャート

ひさびさにこのカテゴリーの記事をアップします。大丈夫か?こんなに今までにないハイペースで今年は更新し続けられるのか??
前の記事は↓
http://d.hatena.ne.jp/vivelerock/20070109/1168343412#c
さて、J.ガイルズとジョーン・ジェットのロングヒットの後は、ヴァンゲリス(残念ながらお亡くなりになりましたが)の映画ヒット(「炎のランナー」)、「チャリオッツ・オブ・ファイアー」。

Chariots of Fire: 25 Annivesary Edition - O.S.T.

Chariots of Fire: 25 Annivesary Edition - O.S.T.

彼と言えばやはり「ブレードランナー」のイメージが強いのですが、最近ではサッカーのワールドカップのテーマソングなども手掛けています。で、この1位は1週だけで、その後はポール・マッカートニースティーヴィー・ワンダーの豪華ユニットによる「エボニー・アンド・アイボリー」が7週連続1位を記録します(年間チャート4位)。
Tug of War

Tug of War

ポール・ファンにとっては、「ポールのMOR化」「共演依存症」といったマイナスのイメージが強い曲で、80年代後半の低迷はここからみたいな論調すらあります。また曲のテーマもあまりに陳腐なテーマ(世界平和・人類愛を「エボニー(黒)」「アイボリー(白)」とピアノの鍵盤の色でたとえている)としてジョン・ファンからはまたツッコミのネタを提供した曲でもあります。私は大好きですけどね。
ちなみにこの曲、2人の共演とポールのソロの2つのヴァージョンがあり、12インチにともに収録されています(PVも2ヴァージョンあり)。元のこの曲のデモテープ(80年)では、最初のフレーズしか出来ておらず、"We all know that people all the same wherever you go"以下の部分はまだ出来ていません。曲調も穏やかなミディアム・スローのバラードでした。

ワム!のマクセルCM発見!

id:Hedgehogさんのところで、ジョージ・マイケルの映画についての記事を読みました。
http://d.hatena.ne.jp/Hedgehog/20071231/1199028549
観たい!けれど、残念ながらDVD化はないようで。
そこでYouTubeワム!関連の動画を漁っていたところ、実に懐かしいものを発見。

ワム!アメリカよりも日本でのブレイクのほうが早かったのですが、それはひとえに雑誌「ミュージック・ライフ」とこのマクセルのカセットテープCMのおかげでした。マクセルのCMは「バッド・ボーイズ」「フリーダム」が使われましたが、「フリーダム」に2種類あったのは知りませんでした。というか、懐かしいのは「えっへん、ハイポジション」というキャッチフレーズ。アンドリューがジャンプするこのCMは強烈に印象に残りました。
それよりもう一つの発見は、このCMでの2曲、オリジナルと歌詞が違うんです。おそらくCM用に録られたものと思いますが、これはイギリスのファンにとってはかえって貴重なヴァージョンといえそうです。またちなみに私の記憶が正しければ、「フリーダム」はイギリスでシングルになるよりも早くCMになっていた(CM放映後にアルバム「メイク・イット・ビッグ」が発売されたのは確実)と思います。

Make It Big

Make It Big

何しろ私が初めて買った洋楽のアルバムがこれでしたし、ここから「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」(ひどい邦題だなぁ)、「ケアレス・ウィスパー」、「フリーダム」、「恋のかけひき」(シングルはリミックス)と立て続けにヒットしたので、愛聴しました。
アルバムにわずか8曲しか入っていない(確かカセットは「ラスト・クリスマス」が収録されたはず)のは、1st「ファンタスティック」と同じで、ジョージ・マイケルは寡作家なのかなと思ったものです。


さて、ワム!は実質4年ほどであっという間に解散してしまいましたが、既に「ディファレント・コーナー」などで実績のあったジョージは「フェイス」ですんなりソロに移行したのに対し、誰もが心配した(というよりワム!での存在意義がほとんど感じられなかった)アンドリューもソロ作「サン・オブ・アルバート」と出し、見事にコケました。シングル「シェイク」のPVも発見しましたが、冒頭が「フェイス」を意識したのかアコギのカッティングで始まるところといい、アンドリューのへタレなヴォーカルといい、「あーあ(やっぱりな)」と思ったものでした。


ついでにワム!の貴重映像もアップしておきます。二人の太ももまぶしいミラクルズのカバー「ラヴ・マシーン」(当たり前ですがモーニング娘。ではない)。ジョージは本当に歌が上手い。アンドリューはギターを弾く手元がほとんど映らない(まるでTOKIOの演奏シーンのようだw)。

ワム!のPVは今さら感が強いので、初期の作品を。デビュー・シングル「ワム・ラップ」。既に後にヒットを飛ばすペプシ&シャーリーも出演しています。この曲を聴くと、当時彼らがヘアカット100らと同じようにファンカラティーナのグループとみられたのもわかる気が。

こちらはセカンド・シングル「ヤング・ガンズ」。イギリスで最初にヒットしたのはこちら。

最後は「ブルー」をご紹介。この曲はもともとシングル「クラブ・トロピカーナ」のB面として発表されたものがオリジナル。当時はカセットの「ファンタスティック」にしか収録されておらず、いまだにこのオリジナルのスタジオ・ヴァージョンは「クラブ〜」のCDシングルしかCD化されていません。このビデオは、当時としては珍しかった中国公演(まだ天安門事件の起きる前!)でのもので、のちにアルバム「エッジ・オブ・へヴン」に収録されたヴァージョンで、冒頭の歌詞がオリジナルとは少し違います。

今年の目標&ハニードリッパーズ

今年の目標。

  1. ブログの更新を週1回はがんばる。
  2. 裏ブログ「おすすめ裏名曲」http://d.hatena.ne.jp/motogakusei/もきちんと更新する。
  3. 大本のサイト「英国音楽倶楽部」http://www.geocities.jp/britishpopclub/index.htmlも更新する。

できるかな…??

とりあえず「おすすめ裏名曲」をアップしました。「シー・オブ・ラヴ」で有名なハニードリッパーズ、裏ツェッペリン・プロジェクトです。
ぜひお読みくださいませ⇒http://d.hatena.ne.jp/motogakusei/20080103

Honeydrippers 1

Honeydrippers 1

その2:2007年のゲッツ盤総括&ベスト5!

昨年は98枚ゲット。06年は96枚だったので、少し増えましたがやはり100枚以下。かつては150枚がペースだったんですけどね。もっとも今年はYMO関連が多く、これは枚数に含めていないので、実際は100枚超えてますが。


では、昨年のゲッツ盤からベスト5枚をチョイス。リマスター盤などの買い替えは除きました。


5位:アート・オブ・ノイズのボックス・セット

What Have You Done With My Body God

What Have You Done With My Body God

名作ミニアルバム「イントゥ・ザ・バトル」、1st「誰がアート・オブ・ノイズを…」のセッション・アウトテイク集。まさに時代を切り開いた音を作り上げた彼らの初期の活動記録ですが、元の素材が素材だけに完成品のいろいろな断片をすべて収録したようなセット。これはこれで興味深い。彼らの活動のキッカケがあのイエスの「90125」のレコーディング・セッションだったとは…。


4位:クラウデッド・ハウス「タイム・オン・アース」

Time on Earth

Time on Earth

まさかの再結成アルバム。そして奇跡的ともいえる出来。最近のニール・フィンの諸作からいって、もっと内省的かと思ったら、1stを彷彿させる素晴らしい出来でした。素直にうれしい!


3位:OMD「ダズル・シップス」

Dazzle Ships

Dazzle Ships

OMDの裏名盤かも。コンセプト・アルバムとしても80年代という時代を考えれば、非常に珍しい。ヒットしたのは「Genetic Engineering」「Telegraph」くらいで、彼らにしては小ヒットですが、コンセプト・アルバムですからむべなるかな。


2位:スティーヴィー・ワンダー「ファースト・フィナーレ」

ファースト・フィナーレ

ファースト・フィナーレ

ティーヴィー絶頂期の1枚。悪かろうはずがない! 名曲「悪夢」だけでも十分に「買い」。神がかり的な創作力がしのばれる驚異作。


1位:スティーヴ・ウィンウッド「アーク・オブ・ア・ダイヴァー」

Arc of a Diver

Arc of a Diver

もちろんウィンウッドの代表的ヒット作ですが、とにかくよく出来ているし、退屈しないし、安心して聴ける1枚。リアルタイムが「バック・イン・ザ・ハイライフ」だったせいか、何となくとっつきにくい評論家受けするタイプだなと思ってましたが、もっと早くこれを聞いておけばよかった。タイトル曲は屈指の名曲。大ヒットしたのは「ユー・シー・ア・チャンス」。

今年は「ジャンクション・セヴン」以降の近作はもちろん、スペンサー・デイヴィス・グループやトラフィックブラインド・フェイスはいいや)といった彼のバンド時代の作も集めてみようかなーと思っております。あんまり知りませんが。


さてさて、年々買うペースが減っているだけでなく、前の古いCDからリマスター盤に買い替えているのが増えていますが、今年もそういう感じでしょうね。ただ前に書いたスティーヴ・ウィンウッドや最近ハマりつつあるラッシュなど、大人なロックやプログレ系にいよいよ首を本格的に突っ込もうかなと思っています。
あとは、G.I.オレンジの完全収録盤の発売、ナショナル・パスタイム(まだ見つからん)、ブライアン・アダムス「クリスマス・タイム」、ビートルズ「ハリウッド・ボウル」音源の発売、バルティモラ「ターザン・ボーイ」、チャリティ盤「サン・シティ」あたりをぜひ手に入れたいものです。
YouTubeで、あっと驚くナショナル・パスタイム「オール・ゲーム」のライヴを発見!いい曲だなぁ。


あ、当面欲しいのは実はネーナの初期アルバム2枚だったりします(w。

その1:昨年最後のゲットはへヴン17

オークションでまとめて3枚ゲット。全部リマスター盤ですが、売れた最初の3枚だけしかリマスター化されていないのは残念。

Penthouse & Pavement

Penthouse & Pavement

THE LUXURY GAP-2006 REMAS

THE LUXURY GAP-2006 REMAS

How Men Are

How Men Are

個人的にはセカンドが好き。1stはまだ前のアングラ時代のヒューマン・リーグの音が残っているのが興味深い。ビデオは名ダンス・チューン「テンプテーション」。

あけましておめでとうございます。

今、「朝まで生テレビ」見てます。
それにしても小島よしおの露出はすごいなぁ。いつまで続くかわかりませんが。。。
さっき見た番組では、ギャラのアップ率(対06年比)のトップ3が、1位:藤崎マーケット(エクセサイズのネタ)・2位:勝山梶ムーディー勝山のコンビ。相方もギャラは増えたらしい)・3位:ハローバイバイ関(書籍「都市伝説」ヒット)でした。これはその番組に出てた芸人さんだけですけどね。

YMOの残り

公的抑圧

公的抑圧

増殖

増殖

結局一番売れたであろうこれらの作品が最後になりました。
あ、「テクノドン」がまだだったっけ。。。