その2:2007年のゲッツ盤総括&ベスト5!

昨年は98枚ゲット。06年は96枚だったので、少し増えましたがやはり100枚以下。かつては150枚がペースだったんですけどね。もっとも今年はYMO関連が多く、これは枚数に含めていないので、実際は100枚超えてますが。


では、昨年のゲッツ盤からベスト5枚をチョイス。リマスター盤などの買い替えは除きました。


5位:アート・オブ・ノイズのボックス・セット

What Have You Done With My Body God

What Have You Done With My Body God

名作ミニアルバム「イントゥ・ザ・バトル」、1st「誰がアート・オブ・ノイズを…」のセッション・アウトテイク集。まさに時代を切り開いた音を作り上げた彼らの初期の活動記録ですが、元の素材が素材だけに完成品のいろいろな断片をすべて収録したようなセット。これはこれで興味深い。彼らの活動のキッカケがあのイエスの「90125」のレコーディング・セッションだったとは…。


4位:クラウデッド・ハウス「タイム・オン・アース」

Time on Earth

Time on Earth

まさかの再結成アルバム。そして奇跡的ともいえる出来。最近のニール・フィンの諸作からいって、もっと内省的かと思ったら、1stを彷彿させる素晴らしい出来でした。素直にうれしい!


3位:OMD「ダズル・シップス」

Dazzle Ships

Dazzle Ships

OMDの裏名盤かも。コンセプト・アルバムとしても80年代という時代を考えれば、非常に珍しい。ヒットしたのは「Genetic Engineering」「Telegraph」くらいで、彼らにしては小ヒットですが、コンセプト・アルバムですからむべなるかな。


2位:スティーヴィー・ワンダー「ファースト・フィナーレ」

ファースト・フィナーレ

ファースト・フィナーレ

ティーヴィー絶頂期の1枚。悪かろうはずがない! 名曲「悪夢」だけでも十分に「買い」。神がかり的な創作力がしのばれる驚異作。


1位:スティーヴ・ウィンウッド「アーク・オブ・ア・ダイヴァー」

Arc of a Diver

Arc of a Diver

もちろんウィンウッドの代表的ヒット作ですが、とにかくよく出来ているし、退屈しないし、安心して聴ける1枚。リアルタイムが「バック・イン・ザ・ハイライフ」だったせいか、何となくとっつきにくい評論家受けするタイプだなと思ってましたが、もっと早くこれを聞いておけばよかった。タイトル曲は屈指の名曲。大ヒットしたのは「ユー・シー・ア・チャンス」。

今年は「ジャンクション・セヴン」以降の近作はもちろん、スペンサー・デイヴィス・グループやトラフィックブラインド・フェイスはいいや)といった彼のバンド時代の作も集めてみようかなーと思っております。あんまり知りませんが。


さてさて、年々買うペースが減っているだけでなく、前の古いCDからリマスター盤に買い替えているのが増えていますが、今年もそういう感じでしょうね。ただ前に書いたスティーヴ・ウィンウッドや最近ハマりつつあるラッシュなど、大人なロックやプログレ系にいよいよ首を本格的に突っ込もうかなと思っています。
あとは、G.I.オレンジの完全収録盤の発売、ナショナル・パスタイム(まだ見つからん)、ブライアン・アダムス「クリスマス・タイム」、ビートルズ「ハリウッド・ボウル」音源の発売、バルティモラ「ターザン・ボーイ」、チャリティ盤「サン・シティ」あたりをぜひ手に入れたいものです。
YouTubeで、あっと驚くナショナル・パスタイム「オール・ゲーム」のライヴを発見!いい曲だなぁ。


あ、当面欲しいのは実はネーナの初期アルバム2枚だったりします(w。