バカ買いしてみました。

ちょっと小金が入ったので、中古・新品含めてバカ買いしてます。といっても金額的にはタカがしれてますけどね。

Autobahn

Autobahn

ご存じクラフトワーク出世作。当時イギリスだけでなくアメリカでも受けたというのはやはり時代でしょうか。それにしても聴いた感じでは衝撃的というよりむしろ牧歌的な印象が強く、むしろ次の「放射能」「人間解体」の方がよほど衝撃的でした。中古で購入。
Chicago Transit Authority

Chicago Transit Authority

シカゴの1st。よって正式には当時の彼らのバンド名は「シカゴ・トランジット・オーソリティ」。本作も民主党党大会の実況が収録されていたりと、まさに時代を感じさせる作りで、よく言われるように当時の彼らは非常に政治にコミットした先鋭さ(ただし政治的思想は過激なリベラルというわけでもない)があり、後のフォスター/セテラ主導時代のようなAORとはほど遠いロック。世間一般的には次の「シカゴと23の誓い」が、代表曲「長い夜」とともに名作とされていますが、曲自体の出来はこちらの方が上のように感じます。テリー・キャス作「イントロダクション」からロバート・ラム作の「いったい現実を把握している者はいるのだろうか?」、「ビギニングス」、「クエスチョン67/68」など名曲揃い。いいアルバムです。中古で購入。
Orchestral Manoeuvres In The Dark

Orchestral Manoeuvres In The Dark

OMDの1st。既にシングル「エレクトリシティ」「メッセージ」など、後の代表曲「エノラ・ゲイの悲劇」のプロトタイプ的な出来になっており、彼らの特徴的な音は完成形。80年代初めまでは彼らは作品を出すたびに過激に、そして叙情的になっていきますが、クラフトワークYMO直系的なサウンドがこの頃はまだ目立ちます。アマゾンで購入。
Thirty Three & 1/3

Thirty Three & 1/3

ワーナー移籍後初のジョージ・ハリスンのソロ。訴訟問題などを抱えて大変だった時期ですが、曲調は彼のアルバムの中でもかなり明るく、躍動感もあります。1曲目のファンキーさに驚き。ビートルズ時代から書きためて(そして放置していた)曲がまだストックとしてたくさんあったようで、それをあえて移籍時に出したところに彼の思惑がうかがえます。新品で購入。
青い影+4

青い影+4

今回の大ヒット作! というより一般的にも名盤とされているプロコル・ハルムの1stで、世界的大ヒット曲「青い影」が収録されていますが、ほかの局の出来の良さも抜群。アルバムとしての評価というより「青い影」の印象が強すぎるせいで、まだまだ過小評価だと思います。これぞイギリス!という音にもうトロトロです。セカンドの「月の光」も同系統で良い作品らしいので早速購入しようかと思っています。これまでサードの「ソルティ・ドッグ」(もちろんこれも傑作)しか持っていなかったのが悔やまれる。もっと早くから聞いていれば良かった。。。新品で購入。
The Secret Life of Plants

The Secret Life of Plants

スティーヴィー・ワンダー79年の2枚組サントラ。一般的な評価は低いのですが、80年代初めまでのこの時期のスティーヴィーのアルバムが悪いはずがなく、聴きどころも多い作品。西城秀樹もカバーした「愛の園」もオリジナルを初めて聴きましたが、これは逆に西城秀樹の魅力を見直しました。新品で購入。
軌跡~ベスト・オブ・T・REX

軌跡~ベスト・オブ・T・REX

以前から欲しかったTレックスのベスト。グラム期のアーティストはボウイを除けば基本的にシングル・アーティストだと私は思ってますので、ベスト盤で欲しいと思っていたのですが、既存のベストは初期のティラノザウルス・レックス時代が欠けていたり、Tレックス期以降も契約の関係か、中途半端な時代で区切られていたので、今回ようやくレーベルを超えたオールタイムベストが出てうれしいところ。「メタル・グルー」や「ソリッド・ゴールド・イージー・アクション」など、スレイドあたりの作風に近いな(どっちが先かはわかりませんが)と興味深いところでした。新品。
Speaking in Tongues

Speaking in Tongues

まあ無理もないのですが、このアルバムの前作「リメイン・イン・ライト」があまりに凄い作品なんで、どうしてもこの「スピーキング〜」の印象は地味に聴こえてしまいます。この次の「リトル・クリーチャーズ」でまた凄い作品を作ってしまうわけですが、世評通り過渡期の一枚でしょう。新品。
Peachtree Road

Peachtree Road

04年のエルトンのアルバム。その前の「ソングス・フロム・ザ・ウエスト・コースト」の延長上(というより今更変わりようがないでしょうが)の出来ですが、同アルバムには「アイ・ウォント・ラヴ」というキラー・チューンが入っていたのに比べると、本作は少し地味といった感じ。もちろん安心して聴けますが。中古。