洋楽難易度?

某サイトでこんな書き込みが。

1 名前:ジミーペイジ 2007/07/27(金) 22:37:46 ID:0+R/McMk
洋楽難解度ランキング

レベル1l: ボンジョビ MRBIG サイモン&がーファンクル アバ エアロスミス
ベンチャーズ チープトリック ビートルズ チャックベリー

レベル2: ドリフターズ ビーチボーイズ ブライアンアダムス U2 ストーンズ オアシス ニルバーナ クイーン 
ボブディラン ロッドスチュワート キンクス ラズベリーズ キッス モットザフープル スティービーワンダー

レベル3: ゾンビーズ TREX サントラ プリンス クラッシュ ピストルズ ドアーズ デヴィッドボウイ
レディオヘッド パティスミス シルヴィ・バルタン ジプシーキングス プラターズ

レベル4: ジャパン ホリーズ レッドツェッペリン プライアムスクリーム ピンクフロイド
イギーポップ ルーリード ジミヘン メタリカ スウェエード ビョーク


レベル5: ヴェルヴェット・アンダーグランド セルジュ・ゲンズブール ジェフベック ディックリバーズ
ミックロンソン コクニーレーベル

定義がよくわかりませんが、まあ「有名な割に聴いてもその良さがわかりにくい」のを表したのかもしれません。当然ながらこんなのは主観なんで、一般論として書こうとすると異論・反論だらけになるのは当然で、そこも荒れておりましたが、個人的な経験として書くにはなかなか面白いトピックです。
そこで私も洋楽愛好者人生を振り返って書いてみましょう。要はレベル5は「外れたな」と思ってしまったもの(注:「嫌い」ではなくて「わからない」です)ですね。挙げるアーティストは超有名どころで。

レベル1:ビートルズビリー・ジョエルエルトン・ジョンワム!トッド・ラングレン/プリンス

最初の4人は言わずもがな。トッドはヒット作が少ない割にはポップの王道だと思います。プリンスもルックスを抜きにすれば音楽はするっと入ってきました。リアルタイムでは「パープル・レイン」が最初でしたが。

レベル2:ビーチ・ボーイズ/クィーン/ポリス/オアシス/スティーヴィー・ワンダーホール&オーツクラフトワーク

ビーチ・ボーイズは嫌いではなかったんですが、初期のバラッド「サーファー・ガール」「ガール・オン・ザ・ビーチ」「イン・マイ・ルーム」などなどがどれも一緒に聞こえたので、何だかなーと思っていました。そのうちそれも含めて好きになったんですが、本当に全キャリア含めて好きになったのはつい最近。クィーンはやはりわかりやすいと思う。オアシスも個人的には同じ系統。ポリスも個性的で革新性が高い割にわかりやすかと。スティーヴィーも同じ系統。ホール&オーツは最初はなんでこんなに全米1位が取れるのかはよくわかりませんでした。悪い曲とは思いませんでしたが。クラフトワークはミニマルな分、実はわかりやすい。

レベル3:レッド・ツェッペリン/ジャパン/デヴィッド・ボウイブルース・スプリングスティーンザ・フー/ドアーズ/ボブ・ディラン

レベル3になると、私の場合、そのアーティストの知識だのが入ってこないとわかりにくいタイプです。ツェッペリンは食わず嫌いというのもありましたが、時代性をセットで考えて聞いたときにやっとわかったような。ジャパンは完全に知識から聴きこんだアーティストです。最初はもう?だらけで。ボウイも言うほど凄いとは思えませんでしたね。歌が上手いわけでもなく、プレイヤーとして優れているわけでもなく、アイデア一発で勝負しているという印象は今もあまり変わりません。スプリングスティーンは歌詞カードを見てからハマりました。ザ・フーは完全に食わず嫌いでした。ドアーズは逆に知識が入るほどわからなくなるバンドで、結局優れたポップロックバンドだったのか、ジムのバックバンドだったのか、いまだによくわかんない面もあります。ディランはやはり好みが分かれるでしょうね。彼の歌詞は私にはよくわかりません。

レベル4:ローリング・ストーンズピンク・フロイドエリック・クラプトンフランク・ザッパエルヴィス・コステロキンクス

この辺のアーティストは、アルバムもたくさん持ってる割にその良さが理解できていないところ。
ストーンズは好きな曲も多いのですが、ミック/キースのシンプルな曲作りとアレンジが、マンネリとすべきなのか偉大なのかよくわかりません。フロイドは、というよりプログレ自体がよくわかりません。クラプトンについては最近のおかしな持て囃され方(特に「ティアーズ・イン・へヴン」以降)が理解できないので懐疑的になってしまってます。ザッパはアルバムが多過ぎでついていけません。「フリーク・アウト」も新鮮なのか時代に添っているのか理解できないアルバムです。コステロキンクスは同じようなイメージですが、駄作も多い点がわかりにくさを生んでいるように思います。

レベル5:ヴェルベット・アンダーグラウンドセックス・ピストルズポップ・グループロキシー・ミュージック

VUがなんで凄いのかよくわかりません。歌詞でタブーを扱ったから?アンディ・ウォーホールと繋がってるから? ピストルズポップ・グループのようなパンク/ニュー・ウェーヴは、革新性と見るかただのヘタクソと見るかで評価が分かれるのでしょう。評論家の情報がインプットされても(音楽だけ聴くと)過大評価としか思えなかったり。ロキシー・ミュージック(というより宇津井健…じゃなくてブライアン・フェリー)もその良さが私にはさっぱり。リメイク/リモデルの成果か?


あのー。あくまでこれらは私の主観なんで、反論しないでください。「あーそうなんだー」と華麗にスルーしてください。文句・批判があればご自身でレベル分類をやってみてください。楽しいですよ。