ああぁ〜っ、サン・シティっ!
エイドものではなくて啓蒙ものをアップします。
当時アパルトヘイトが敷かれていた南アフリカにある白人向け遊興施設「サン・シティ」に出演するのはやめよう!というキャンペーンで、ブルース・スプリングスティーンのEストリート・バンドでも活動していたリトル・スティーヴン(スティーヴン・ヴァン・ザント)の提唱により組まれたプロジェクトがこれ。
85年発表で、USAフォー・アフリカ、ライヴ・エイドの後というタイミングだったせいか、超豪華(ある意味でUSAフォー・アフリカよりも)なメンバーの割にあまり売れなかった(当時ブレイクしつつあったラップをベースとした曲だったからかも)。
しかし私はこの曲大好き。当時は7インチ、12インチに加え、やはりアルバムも出たんですが、このCDは今超プレミア状態。
さーでは出演者を追っていきましょう。
(まずマイルス・デイヴィスのトランペットで幕開け)
<ヴォーカル>
- RUN D.M.C.
- グランドマスター・メリー・メル/デューク・ブッツィー
- アフリカ・バンバータ/カーティス・ブロウ
- ビッグ・ユース
- リトル・スティーヴン
(ここでちらっとピート・タウンゼントが映る)
- テンプテーションズ(デヴィッド・ラフィン、エディ・ケンドリック)/パット・ベネター
- ブルース・スプリングスティーン
- ジョージ・クリントン
- ジョーイ・ラモーン(ラモーンズ)
- ジミー・クリフ/ダリル・ホール
- ダーレン・ラヴ
(途中ピーター・ウルフ登場)
- ピーター・ギャレット(ミッドナイト・オイル)
- カシーフ/ノナ・ヘンドリックス
- ボーノ(U2)
(リンゴ・スター/ザック・スターキー親子のドラムス演奏シーン)
- ピーター・ガブリエル(ただしコーラスのみ)
(また出た、踊るピーター・ウルフ、クラレンス・クレモンズのサックス、元ハノイ・ロックスのマイケル・モンローがちらっと映る)
どーです。すごいでしょう。他にもビデオでは確認できませんでしたが、ファット・ボーイズ、ボブ・ゲルドフも参加しているそうです。
演奏では、上記のほかにロン・カーター、ハービー・ハンコック、スタンリー・ジョーダンらジャズ/フュージョン系に、ギターでロン・ウッド、キース・リチャーズ、バイオリンでシャンカールなども参加しているそうですよ。