1981.11〜82.1の全米1位

Private Eyes

Private Eyes

81.11.7-11.14 Daryl Hall & John Oates "Private Eyes"
81.11.21-82.1.23 Olivia Newton John "Physical"
82.1.30 Daryl Hall & John Oates "I Can't Go For That"

81年末のチャートはホール&オーツとオリビアニュートンジョンで席捲されていました。ホール&オーツは同年前作からの「キッス・オン・マイ・リスト」も1位に送り込んでいましたが、続くアルバム「プライベート・アイズ」からタイトル曲と翌82年に「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」を1位に。「ディド・イット・イン・ア・ミニット」「ユア・イマジネーション」もヒットさせるなど、一躍ヒットメイカーになったのがこの時期でした。
「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」はいまだに人気が高く、サンプリングネタの定番になってますし、シンプリー・レッドも上手く使ってました。しかし一聴するとちょっと地味な曲なんですが、勢いでしょうか。

Physical

Physical

それよりも注目はやはりオリビアの「フィジカル」の大ヒット(10週連続1位)。結局82年の年間チャートを制するわけですが、確かにノリの良い軽快なポップでPVも印象的だったとはいえ、ここまで売れるとは…。
で、この後すっかり売れなくなるというのも実に不思議。ちなみに「フィジカル」は99年にリミックス盤も発売されているようです。
この頃からPVの影響度が強くなってきたのがわかります。