81.7.25-8.8の全米1位

One That You Love

One That You Love

81年7月25日付でトップに立ったのはエア・サプライの「シーサイド・ラヴ」。なんじゃ、この邦題は。原題は「The One That You Love」。
前年の「ロスト・イン・ラヴ」が3位にランクして、一躍「ペパーミント・サウンド」として日本でも大いにもてはやされた彼ら。ところがロック・ファンからは「軟弱」と言われ、比較的近いと思われるAORファンからは「甘口」と敬遠されるというわけで、80年代のヒットメイカーぶりとは反してまともな評価を受けていないのが悲しいところ。
ところで彼らがウエストコースト出身ではなくてオーストラリア出身と知ったときは不思議な感じがしたものです。
Working Class Dog

Working Class Dog

8月1日・8日付での1位はリック・スプリングフィールド出世作ジェシーズ・ガール」。
実際は70年代に「スピーク・トゥ・ザ・スカイ」という曲を中ヒットを飛ばしてましたが、その後は不遇でオクラ入りのアルバムもあったほど。それを打開したのがご存知アメリカの昼メロドラマ「ジェネラル・ホスピタル」での青年医師役だったとか。
それはさておきリック・ファンとしての私でもこの曲がそんなにいい曲とは思えない。よほど当時の人気が後押ししたのでしょうね。
続くアルバム「アメリカン・ガール」収録の「アイ・ゲット・エキサイテッド」という曲は、この曲の別ヴァージョン?というくらい柳の下のドジョウを狙いまくりでした。