1980.4.11-25「キッス・オン・マイ・リスト」

80年3月28日・4月4日付1位はブロンディの「ラプチュアー」。ブロンディは1月の「夢見るNo.1」に続く全米1位で、これが彼女らにとって最後の1位に。
続く全米1位が3週連続でホール&オーツの「キッス・オン・マイ・リスト」。

Voices

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彼らにとって、77年の「リッチ・ガール」以来のNo.1。「リッチ・ガール」での快進撃は、あのイーグルスに「ニュー・キッド・イン・タウン」を作らせたほどの衝撃があったようですが、その後の4枚のアルバム(うち1枚はライヴ盤)は今ひとつのチャート記録に終わっていただけに、このヒットは彼らにとってもうれしかったはず。
この曲の収録されたアルバム「モダン・ヴォイス」は、先行シングルがライチャス・ブラザーズのカバー「ふられた気持ち」(12位)で、続く2枚目がこの「キッス・オン・マイ・リスト」。その後の「ユー・メイク・マイ・ドリームス」は前作の勢いもあってか5位。結局アルバムは最高位17位だったにもかかわらず、年間チャートでは見事8位を記録、「キッス〜」も年間シングル・チャートで7位と大ヒットを記録した。
アルバムは彼らにとって初のセルフ・プロデュース作であったことも特筆すべき事柄でしょう。