ラヴァーボーイ&ヒューバート・カー

Big Ones

Big Ones

アメリカ人って本当にこういう「スポーツ感覚」なロックがスキなのね。私も嫌いじゃありませんが。映画「フットルース」の挿入曲「パラダイス」(エリック・カルメン作)でのマイク・レノの熱唱が、ラヴァーボーイとの間接的初体験。意外だったのは、彼らはセールス的にはこの直後くらいがピークだったということ。へぇ。
同系統のジャーニー同様、丁寧な作りこみが好感。
Goldene Zeiten

Goldene Zeiten

実際に買ったのはこのアルバムじゃなくて、「テン・ソングス」というアルバム。聴いていて思ったのは、ハワード・ジョーンズによく似てるということ。つまりヒューバート・カーって見た目よりもポップ寄りで、ハワジョンは思ったよりもアングラ寄りだということなのでしょうね。
Absolute Beginners

Absolute Beginners

写真はたぶん2枚組のサントラの方で、私が買ったのは1枚の方。パッツィ・ケンジットやデヴィッド・ボウイも出演した映画「ビギナーズ」のサントラ。
当時ボウイは「ジス・イズ・ノット・アメリカ」(パット・メセニーとの共演)、「風が吹くとき」、「アンダーグラウンド」(映画「ラビリンス」)など、映画づいていて(というより音楽的に迷っていた時期)、「ビギナーズ」はそんな時期の曲。当時はかなりどうでもいい曲と思ってましたが、この時期のボウイとしては力作だと最近思うように。
サントラにはスタイル・カウンシル、レイ・デイヴィスなども参加。でもおすすめは当時10代で可愛かった(それにしてもヌードになったり、何度も離婚したり、あのゲジゲジ眉毛に取られるとは当時は思ってもみなかった)パッツィーのソロ曲。この後、彼女のバンド(?)エイス・ワンダーペット・ショップ・ボーイズ作の「モンマルトルの森」で大ヒットなんて飛ばすわけで、なかなかショービズ界は奥深いものです。