今さらながら「超整理法」にハマる

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

今から12年前のベストセラーを今頃読んでます(会社に野ざらしになってたので)。
私はベストセラーの類はあまりまともに請合わないのですが、これは単純に面白い本でした。
「整理」といえば「分類」と思ってましたが、情報の分類はムリなんですね。で、唯一の軸が時系列であると。そしてその方法は封筒を利用した押し出しファイリングである、というもの。野口さんがそうであるように、私も「情報」をベースに仕事をする職なので、非常に合理性・納得性の高いやり方だなと思いました。
野口さんの文体には何となくエリート主義・権威主義的な知識のひけらかしがあるにもかかわらず、嫌味に見えない。その証拠に内容が非常にわかりやすい。普通は逆なんですけどね。
ただ、例の「超整理手帳」は私には向きません。これは仕事柄でしょうね。