ライフライン確保作戦

数日前、夜中に仕事をしているとカミさんから電話。
「謝らないといけないことがある・・・」
となにやら深刻そうな声。「浮気でもしたのか」とウキウキ ハラハラしながら話を聞くと、
「今月のマンションの管理費が口座から落ちていなかったみたいで、水道が止まった


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・・・・・・


ある意味、浮気よりショックでしたよ。
うちのマンションは町の水道局からの水道ではなく、水事情が悪いためマンション会社が自前で掘った井戸から給水しています。だから管理費が払われないと給水がストップされるわけです。
しかし困りました。翌日は出張に行かねばならず、バタバタしているところで、さらに風呂に入れないというのは、脂症の私にとってこりゃたまらんわけで。
というか、そんな話を夜の22時にするなと
しょうがないので深夜までやっている銭湯をネット検索するものの、スーパー銭湯ブームなのか、あることはあるんですが、高い。なんで風呂はいるだけで2000円近くも取られなきゃアカンのか。
2000円あったらCD買うわい。
なんてことも言ってられないので、必死に探すも、安いところは閉店も早く、仕事がまだ終わらぬ状況ではムリ。結局翌朝5時ごろに起きて、銭湯へ(この店は朝8時閉店)。


さて、私は学生時代にこの手のライフラインを結構止めたことがあります。金がなかったわけではなく、単に一時的に口座の残金がカラになっていたためです。
で、経験上、ライフラインは次の順番で止まります。

電話 → ガス → 水道 → 電気

つまりアレですわ。止まってもあまり困らない順に止まるのですね。NTTが優良企業なのは、キャッシュの回転が早いからだ(もちろん違う)。
でも電話が最初に止まるのはちょっとはずかしい。なぜなら他のものは止まっても他人には気づかれませんが、電話はかければ
「この電話はお客様のご都合により、現在使われなくなっております」というアナウンスが流れて、金がないことがバレてしまうからです。
だいたいですね、「お客様のご都合」って「金がない」以外にはないんだから、こんな遠まわしにもなっていないアナウンスはかえってムカつくではありませんか。
現在だったら個人情報保護の観点からいって問題になるのでは? とか考えましたが、まあそんなことを考えるヒマがあったら「金払え」ということですね。


あ、現在はちゃんと水道が出ますよ。