映画「ロッキー」復活!?

 ロッキーが再びリングに上がる。スタローンの代表作「ロッキー」の最新作が製作されることになった。90年の「ロッキー5 最後のドラマ」で燃え尽きたロッキーが“不死鳥”のようによみがえる。

 タイトルは「Rocky Balboaロッキー・バルボア)」でロッキーの本名。主演のスタローンが脚本、監督と“3役”をこなす。ストーリーは引退したロッキーは、年老いて、最愛の妻・エイドリアンを亡くし、自暴自棄に陥る。恵まれない私生活を送りながらも、再び世界チャンピオン挑戦を目指してカムバックするもの。人間の内面にスポットを当てた作りになるという。

 第5作では引退し、トレーナーとなったロッキー。同作品が完結編とされており、“禁じ手”を破る形での最新作だが、スタローンは意欲満々。来年7月には還暦を迎えるが、広報を通じて「人生のレースを傍観するのではなく、自分も参加したいという気にさせる物語だ。意欲があれば、年をとっても再び挑戦できることを訴えたい」とコメントを寄せている。

まあ、なんだ、スタローンに限らず、当り役があまりに強烈過ぎるとなかなかイメージチェンジができないんでしょうね。還暦前にもかかわらず、「ボクサー」として映画に出演するというのは賛否両論を見越した上での決断でしょう。

というより、正直、観たいよね・・・。

さて、「ロッキー」シリーズといえば、もう一つのお楽しみはサントラ。そう、サバイバーが復活するかという点も見逃せないではないですか。

一時期はケニー・ロギンズに並ぶサントラ御用達アーティストで、「ロッキー」だけでも「アイ・オブ・ザ・タイガー」、「バーニング・ハート」といった血沸き肉踊る名ロック・チューンをモノにしている彼ら。映画「ベスト・キッド」でも「モーメント・オブ・トゥルース」をヒットさせました(よく考えてみたらこの3曲しか思い浮かばないでやんの。でも強烈に印象に残ってます)。

個人としては、一連の映画ヒットより、アルバム「バイタル・サインズ」の素晴らしい出来に惚れたのですが、ジャーニー(彼らも相当過小評価されてますが)ほど評価されていないのが残念。

Vital Signs

Vital Signs

ちなみに「ロッキー」のサントラでは「4」が好きでした。ジョン・キャファティ(懐かしいなぁ)やサバイバーの変名バンドと思われる(実際はどうか知らない)タッチなど、いい曲が入ってます。当時はロバート・テッパーという新人の曲「ノー・イージー・ウェイ・アウト」のかっこよさにしびれてました。ほかには「定番」ケニー・ロギンズ(wやゴー・ウエストなどの意外な顔ぶれも。
ちなみにヒットしたジェイムス・ブラウンの「リヴィング・イン・アメリカ」は当時も今も嫌いな曲です。
Rocky IV

Rocky IV