体育会系の音楽
80年代はいろんな種類の音楽が満ち溢れた時期だったので、たとえばオシャレ系だとスタイル・カウンシルやスウィング・アウト・シスター、ワーキング・ウィークだとか、文学系だとスザンヌ・ヴェガやコクトー・ツィンズ、耽美派ならデヴィッド・シルヴィアンやキュアーだとかまあ系統というものが細分化された時代でした。
さて、今日は体育の日。「体育系」の音楽というのを考えてみました。
しかしですよ、もともと音楽って文化系に属するもので、高校・大学では「軽音楽部」「ブラスバンド部」なんぞは文科系クラブの花形なもんですから、「体育会系」音楽というのはそもそも矛盾してるわけですよ。それでも考えてみようという無謀な企画です。
私自身中学・高校時代は陸上部員だったので、体育会系(だと自分では思っている)でした。陸上部といえば当時「聖歌」とされていたのが、爆風スランプの「Runner」ではないかと。
- アーティスト: 爆風スランプ,サンプラザ中野,川島銀次,西脇辰弥,中崎英也,中村哲,松原幸広,エンペラー福田,新田一郎,井上鑑
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1999/04/01
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- アーティスト: ジャクソン・ブラウン
- 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
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ほかにはパッと思いついたのが、なぜかトゥイステッド・シスター。「ウィア・ナット・ゴナ・テイク・イット」や「リーダー・オブ・ザ・パック」とかバカっぽいノリがスカッとします。
- アーティスト: Twisted Sister
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
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- アーティスト: Toto
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で、なんでこのアルバムが体育会系かというと、ヴォーカルがボビー・キンボール(金玉ではない)からファーギー・フレデクセンに代わったから。この人は体操競技の選手だったんですね。当時のインタビューで、そのことばかりが喧伝され、いまだにTOTOのヴォーカリスト史の中ではミシェル・バイロン並みに無視された存在になってます(ファーギーはこの1作で脱退)。
そういえばずばりタイトルの作品もありますね。
- アーティスト: Huey Lewis & The News
- 出版社/メーカー: Capitol
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うーん、やはり意外と思いつきませんね。逆に非体育会系というか、汗のにおいがまったくしないアルバムを思い出しました。
- アーティスト: Julian Lennon
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ジュリアン次作「デイドリームの街で」であっさり売れなくなりますが、当然といえば当然か。もっと若々しい作品を作れば良かったのに。