ロッド・スチュワートのベスト

せっかくの三連休、体調崩して死んでました。この時期は温度調節が難しくて、無意識のうちに風ひいてしまいますな。皆様もお気をつけて。

それでも中古盤を買いに行く自分を誉めてやりたい。

The Best of Rod Stewart

このお方を見るたびに、俳優の火野正平（生き方ともども）を思い出すんで、これまであまりまともに聴いてこなかったんですが、なかなかいいですよ。「マギー・メイ」「ベイビー・ジェーン」など、こっちがいいなぁと思った曲は案の定No.1を記録しているあたり、わかりやすい音楽性なんですね。
日本でも「アトランティック・クロッシング」の頃あたりはあのウイングス並みに人気があったようで、英米ではいまだにヒット・チャート上でもバリバリの現役であるあたり、無視できない存在です。
この方の場合、自分に合った選曲眼の良さと自分の声に邪魔にならない程度に個性的なアレンジ（このあたりはトム・ダウドの貢献も大きいと思われ）が特長なわけで、ひらたくいえば「自分が一番かわいい」ということなんでしょう。
いやいや、これは皮肉でもなんでもなく、ソロ・ヴォーカリストとして名を残し続けるには、これくらいのエゴとそれに見合ったセンスが必要なわけで、間違いなく英国史上に輝くスーパー・ヴォーカリストです。

ただね、「セイリング」ってそんなにいい曲だと思わないんですが・・・。