好きなアーティストの嫌いな曲
私は妙に醒めたところがあるので、一人のアーティストに対してオール・マンセーなんてことは絶対ないんですね。「すべてが名曲」なんて言う人がいますが、ウソつけと。
特に私のようにいわゆる「ポップ」が好きな人間にとっては、言葉の範疇が広いがゆえに、その手のアーティストでも好き嫌いがはっきりします。
で、ちょっと考えてみたわけですよ。比較的好きな(といえる)アーティストの嫌いな曲をあげてみようかと。
- カルチャー・クラブ「ブラック・マネー」・・・ベストによく入っているんですが、シングル曲でもなんでもないのにどこがいいんだと。
- スパンダー・バレエ「マッスルバウンド」・・・ダサいの極致。とても「トゥルー」と同じバンドとは思えない。
- デュラン・デュラン「ニュー・レリジョン」・・・彼ら自身はお気に入りらしいんだけど、なんだか退屈。
- ビリー・ジョエル「君はクリスティ」・・・まずタイトルに失笑。曲もやっつけ仕事。
- ジャパン「エイント・ザット・ペキュリアー」・・・カバー選曲ミス。この曲は彼らに向いてない。
- スティーヴィー・ワンダー「パートタイム・ラヴァー」・・・昔のモータウンみたい云々以前に曲展開がウザい。
- リック・スプリングフィールド「ジェシーズ・ガール」・・・まったくもってなんで全米1位なんぞになったのかわからない曲。
- エルトン・ジョン「クロコダイル・ロック」・・・もしエルトンのヒットがこの曲だけだったらただのノベルティ・アーティストだった。
- ポール・マッカートニー「アングリー」・・・だいたいこの曲が入っているアルバム(「プレス・トゥ・プレイ」)が駄作ですけどね。
- ジョン・レノン「真夜中を突っ走れ」・・・エルトンとの共演。でも曲もアレンジもダメダメ。
- ブライアン・アダムス「ハーツ・オン・ファイア」・・・こんな曲をシングルカットするからアルバムが売れないんだよ。
- ホール&オーツ「ユー・メイク・マイ・ドリームス」・・・能天気なだけ。でも売れたんですよね。
- XTC「センシズ・ワーキング・オーバータイム」・・・一番売れたXTCのシングル。でもつまんない。
- 10cc「人生は野菜スープ」・・・この曲を傑作という人の気がしれない。
- マイケル・ジャクソン「アイ・ジャスト・キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」・・・湿っぽ過ぎ。
- ポリス「ドゥ・ドゥ・ドゥ・ダ・ダ・ダ」・・・日本語版まで作ってもらって恐縮だが、いらん。
さあ、明日は「嫌いなアーティストの好きな曲」ですよ。