ヒューマン・リーグ/トーマス・ドルビー/ケ二ー・ロギンズ

脈絡もなんもない組み合わせですが、簡単にレビューを。

Dare / Love & Dancing

Dare / Love & Dancing

ちょっと珍しいと思われる「デアー」とそのリミックス盤ともいえる「ラヴ・アンド・ダンシング」。
「デアー」は愛聴盤であったにもかかわらず、なかなかCDで買う機会がなかったもの。一方「ラヴ・アンド・ダンシング」は初めて。意外と元音をきちんと活用したオーソドックスな出来。妙なリフレインのミックスは80年代のご愛嬌ということで。
改めて聴くと、スカスカ感はなく、曲の良さが浮き上がっており、これはどっちかというとプロデューサーのマーティン・ラシェントの手腕かなと。


Flat Earth

Flat Earth

大ヒット作「光と物体」(ヒット曲「彼女はサイレンス」収録。なんちゅー邦題だ)に続くセカンド。ヒット曲は「ハイパーアクティヴ」くらいしかないんですが、悪くないアルバム。
1stと比較すると違いは歴然。エレクトロ感(ピコピコ感ともいう)が随分後退した分、フツーになってしまった感も。


私が手に入れたのはコレじゃなく、90年にソニーから出たSTARBOXシリーズ(ストーンズワム!もあった)より。
今さらながらですが、ケ二ーは優秀なソングライターだったんですね。「This is it」は名曲。スティーヴィー・ニックススティーヴ・ペリーマイケル・マクドナルドなどのデュエット曲も上手くクセのある連中を使った感じでさすが。
サントラ野郎だの何だのといったレッテル(私も貼っていたわけですが)抜きにちゃんと聴きましょう。ライヴ・エイドも「フットルース」でなくても良かったのに。
AORとしても十分に魅力のあるアーティストです。現役で頑張っているのは何より。