トーキング・ヘッズの出世作

Remain in Light

Remain in Light

当時としては(というか今でもかなり)斬新なアプローチだと思います。でもね、同じ系統のピーター・ガブリエルと比べると、いかにも「オレ(デヴィッド・バーン)っていいとこに目をつけたろ?」「オレ(繰り返すがデヴィッド・バーン)ってインテリなんだよな」という美意識が垣間見えて、ちょっとイヤかも。ロバート・フリップ(いつも引き合いに出して申し訳ないが)と同じタイプと勝手に見た。
それはともかく、このアルバムはジャケットもいいですし、プロデューサーのブライアン・イーノの上手い壊れ具合が効いてます。
すべては1曲目の「ボーン・アンダー・パンチズ」にあり(歌詞はいまだに意味不明)。いいアルバムではあります。