これは買いだった。
家から最も近い中古盤屋でU2の「ポップ」とデュラン・デュランの「リオ」、
そしてデイヴ・リー・ロスの大ヒット・ミニアルバム「クレイジー・フロム・ザ・
ヒート」をゲット。
- アーティスト: David Lee Roth
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1994/05/26
- メディア: CD
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ころにひょろっと出たソロ作品で、ビーチ・ボーイズの「カリフォルニア・ガールズ」
をカバー(つーかほぼ完コピ)して大ヒットしました。
私個人としては次に出たシングル「ジャスト・ア・ジゴロ〜ノーバディ」が
好きで、CDでいつか手に入れたかった(同様のタイプにハニードリッパーズ)
こともあって早速聴いてみました。
感想としては、80年代の作品でこれほど現在聞いても印象が変わらないのも
珍しい(20年ぶりくらいに聴いたのに)。
つまりアレンジがよく出来てる(オリジナルに忠実)ということと、
デイヴの歌が本当に楽しそうなところが当時も今も変わらない強烈さを残している
のだろうと勝手に分析。
デイヴはヴァン・ヘイレンの頃は特に上手いヴォーカリストとも思いませんでしたが、
このソロ作や続く本格的ソロでのシングル「ヤンキー・ローズ」あたりを聞くと
その上手さがよくわかる。どんなタイプの曲で映えるかを自分が一番よく
知ってたんでしょうね。基本的に能天気なんだけど真摯。だからこんな余芸の
ようなソロ・アルバムでもしっかり聞けるんでしょう。
ところで、このアルバムの収録曲はみんなカバーなんですが、東郷かおる子氏の
ライナーがいい加減で、1曲目の「イージー・ストリート」(エドガー・ウィンター・
グループ)と「カリフォルニア・ガールズ」しかわかりません。
つくづく思いますが、80年代のこの「ミュージック・ライフ」系ライターによる
ライナーの不親切さは目に余ります。ミーハー文読まされる身になってみろ!
話は戻りますが、「カリフォルニア・ガールズ」、オリジナルにはない歌詞
「I dig the girls!」(女の子大好き!)というところにデイヴの矜持(笑)が
見えて好きです。