青春の日々を送った店

昨日、福岡の老舗中古盤屋の田口商店に行ってきました。
ここは私が中学時代からお世話になったところの支店ですが
(本店は北九州)、残念ながら閉店するそうです。
やはり大手のブック●フとかG●Oなど、古本屋が延長上で
CDを扱っていることが大きな痛手だったんでしょう。
この手の古物商は、値段がそれほど差がつけられません。
買取と販売と2つ一緒にやってますから、利幅をとろうとすれば
必然的に買取価格(仕入れ値)が決まり、それによって販売価格が
同時に決まる仕組みになっちゃってますから。
するとあとは品揃えが勝負になりますね。
アナログはともかく、CDはまだ歴史が浅いですから、
いくら田口のような専門店であってもそうそう大手と品揃えは
変わらないわけです(むしろ地域差の方が品揃えは影響する)。
品揃えをディープにすれば西新宿のようにブートに手を染め
ないとならなくなりますし。福岡にもいくつかありますが、
この手の店が繁盛するには西新宿や神田の古本屋街のように
ある程度集積しないと難しいようです。