あなどりがたし、佐賀県。

今めちゃめちゃ仕事が忙しいわけで。
しかもほとんど佐賀県(私は福岡)で仕事をしているわけで。
エリアが変わると中古盤屋の品揃えも独自性を帯びるわけで。
だから初めてのお店を見かけたらとりあえず行くというのは「佐賀」だけに「性(さが)」なわけで。
つまらんシャレこいてるヒマもないので何をゲットしたか下に書くわけで。


あーーーこの文体うざったいぞーーー。


Gonna Ball

Gonna Ball

ストレイ・キャッツのセカンド。邦題が「ごーいんDOWN TOWN」という実にイカした(死語)タイトル。中身はどれ聴いても同じなので安心して聴けます。
ロンリー・イズ・ザ・ナイト

ロンリー・イズ・ザ・ナイト

エア・サプライの86年頃の作品。前作「潮風のラヴ・コール」が見事にコケ、本作ではシックのバーナード・エドワーズにジョン・ボイランといった血迷ったとしか思えない人にプロデュースを依頼。
ところがこれが意外といい。少なくとも「潮風の〜」よりはずっといい。ジャケ写がないのが残念ですが、いつものダサダサ・レジャー感覚も素敵。
サーフズ・アップ

サーフズ・アップ

ビーチ・ボーイズの71年作。当時とにかく売れなくなった彼らが、あの「スマイル」から大作「サーフズ・アップ」をピックアップしたアルバムを「作らされた」とされる中期の名作だそう。
暗い、地味、でもタイトル曲はすごい、と散々聴かされてきたので期待して聴いてみましたが、そんなにこのタイトル曲はすごいかなぁ?
ヴァン・ダイク・パークスによる難解な歌詞にマイク「能天気」ラヴがケチをつけたそうだが、これはマイクの方が正しいと思う。理解できない以上に何だかイライラする。
でもそのマイクも「スチューデンツ・デモンストレーション・タイム」という曲で、実にへタレな歌詞(当時反体制派だったシカゴもそうだけど、どうにもアメリカの一般的リベラル層はダメだなぁ)を書いていたわけで、やはり混乱してたんですね。当時の彼らは。
ブルース・ジョンストン作の「ディズニー・ガールズ」で救われた人は多いのでは。ちなみにこの曲は77年にブルースがセルフ・カバーしていますが、ビーチ・ボーイズ・ヴァージョンの方が上。