新潮文庫の100冊

いや、別に新潮文庫でなくてもいいんですが、この時期必ず文庫本出版社がキャンペーン張りますよね。私も中学生くらいまではコレに沿って読んでいたりしたんですが、あまりラインナップ変わってないなぁと思って、懐かしく感じました。

でも、ほとんど本の内容を覚えていないんですよね。もともと小説があまり好きじゃない(フィクションと思うとノレない)こともあってですが。

で、数少ない私の読書歴から心に残ったのをピックアップしてみました。

太陽の子 (角川文庫)

太陽の子 (角川文庫)

これは昭和天皇崩御のときに読んだ本。あのときテレビがつまんない中、NHKが夜遅くこのドラマをやってて(再放送)、それに感動したんです。それから小説を読んだんですが、こっちもボロ泣き。こういうのが児童文学ってすごいなぁと思ったものです。
トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)

トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)

ロビンソン・クルーソー (岩波少年文庫)

ロビンソン・クルーソー (岩波少年文庫)

十五少年漂流記 (角川文庫)

十五少年漂流記 (角川文庫)

なぜかわかりませんが、この手の冒険小説が好きでした。この時期立て続けに読んだ記憶が。
路傍の石 (新潮文庫)

路傍の石 (新潮文庫)

読後、妙に高揚感があったのがこれ。「真実一路」も読んでみましたが、こっちの方が良かった。
友情 (岩波文庫)

友情 (岩波文庫)

絶望的なラストながら、武者小路実篤らしい前向きな姿勢で終わる爽やかな作品。同じ白樺派では志賀直哉の「小僧の神様」なども好きでした。
船乗りクプクプの冒険 (集英社文庫 30-A)

船乗りクプクプの冒険 (集英社文庫 30-A)

完全に子供向けですが・・・。北杜夫は「さびしい王様」など結構好きでした。


今ぱっと思い出せたのがこれくらい。情けない・・・。
逆に読んで腹立った(理由はよく思い出せない)のは、「クリスマス・キャロル」(ディケンズ)、「檸檬」(梶井基次郎)。