ライヴ・エイド・レビュー3枚目の途中まで

1.ホリデイ / マドンナ
Madonna
メイクが80年代してますね。ダンスも古いや(無理もない)。ほとんどレコードと変わらない演奏がすごい。ライヴでは低音がツラいが高音はよく出てる。

2.イントゥ・ザ・グルーヴ / マドンナ
映画「スーザンを探して」の主題歌。当時この曲はPVが作られなかった(でもNo.1)ので結構新鮮な気持ちで聴いていた記憶アリ。これもほとんどレコードと変わらない。

3.悲しい世界 / フレディ・マーキュリーブライアン・メイ
再び登場の2人。アルバム「ザ・ワークス」のシンプルな弾き語り。これもレコードとほぼ同じ演奏だが、マドンナのピコピコと違って染みます。

4.レット・イット・ビー / ポール・マッカートニーw/デヴィッド・ボウイピート・タウンゼント&アリソン・モイエ
Let It Be
当時はポールのマイクがオンになっておらず、今回のDVDのためにアテレコしたそうな。で、聴いてみたらどこまでアテレコかすぐわかった(笑)。やっぱり声は年取るんだね。途中でボウイ、アリソン、ピート、そしてボブ・ゲルドフも乱入。ピートがポールにちょっかい出すところがほほえましい。ボウイの野太い声もよく聞こえる。それにしても何でいつも「レット・イット・ビー」なんでしょうね?

5.ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス? / バンド・エイド
イギリスのフィナーレ。最初がボブ、そしてジョージ・マイケル、スティング(よく聴こえない)、ボーノ、ミッジ&ボブとメインを取り(途中トニー・ハドリーもマイクを単独で持ってた)、ロジャー・ダルトリーを始めとするアーティスト(アダム・アントがまた場を読まずに乱入)がコーラス。フレディもちょっとだけマイクに近づきました。けっこうあっさりと終わった演奏ですが、レコードよりもパワフルなバージョン。

6.アメリカン・ガール / トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
Tom Petty & The Heartbreakers
地味だけどいい曲じゃんと素直に思った。グラサンかけたトムはほとんどみうらじゅんと見まがうばかり。

7.逃亡者 / トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
うーん、やっぱり地味だなぁ。曲はいいんだけどイマイチライヴ映えしない。

8.パラノイド / ブラック・サバス・フィーチャリング・オジー・オズボーン
ジーのヴォーカル(ヘタウマ)には賛否両論でしょうが、この曲はやはりいい曲。盛り上がらないわけがない。はっきりいえばこれと「アイアン・マン」だけでいいんだよね。だからサバスのアルバムは「パラノイド」1枚でOK。

9.涙のフィーリング / REO スピードワゴン
Wheels Are Turnin
確か当時直近のNO.1ソングだったような。ほとんどケビン・クローニンとバック・バンド状態。レコードで聴かれるコーラスはまったくなし。アレンジはレコードそのままだがアコギがよく聴こえてメロディーの美しさが際立った。

10.ロール・ウィズ・ザ・チェンジス / REO スピードワゴン
まだブレイクしたとはいえない時期の彼らの代表曲(アルバム「ツナ・フィッシュ」)。これもほとんどレコードと変わらないアレンジですが、さすがに円熟の味で聴かせる。

11.ティーチ・ユア・チルドレン / クロスビ〓・スティルス&ナッシュ
デジャ・ヴ
当時は酷評されたらしいこのハーモニー、確かにあまり良いとはいえない(特にスティーヴン・スティルス)が、客席は結構受けてる感じがする。

12.リヴィング・アフター・ミッドナイト / ジューダス・プリースト
何で彼らが選ばれたのか、やっぱりよくわからん。デフ・レパードとかキッスとかクワイエット・ライオットとか、そしてヴァン・ヘイレンとかの方がよほど盛り上がったと思うんだけど。ロブ・ハルフォードの髪がまだ豊かだった時代のパフォーマンス。

13.グリーン・マナリシ / ジューダス・プリースト
熱演だとは思うけど、あまり曲が違って聞こえない(どれも同じに聞こえる)。うーん、格落ちだとは思うがモトリー・クルーやラットの方がまだ盛り上がった気も。


さて、あと1枚半か…。