ライヴ・エイド Disc2終了!

さあ、行ってみよう!


1.TVC 15 / デヴィッド・ボウイ
この曲はライヴではどうかと思ったんですが、なかなかどうして良かった。次の「愛しき反抗」もそうですが、この頃のボウイの曲作りのうまさは光ってますね。



2.愛しき反抗 / デヴィッド・ボウイ
ライヴの盛り上がり定番曲。この後の「ヒーローズ」もそうなんですが、ギターが弱いなぁ。カルロス・アロマーやミック・ロンソンみたいな派手な音色が出ない。



3.モダン・ラヴ / デヴィッド・ボウイ
大ヒットアルバム「レッツ・ダンス」の中でも一番好きな曲。でも演奏がなぁ。ボウイのヴォーカルはすべてにおいていいんですけどねぇ。
Let's Dance



4.ヒーローズ / デヴィッド・ボウイ
私はロバート・フリップは大っ嫌いですが、この曲を聴くとあやつの偉大さがわかる。これがU2のエッジだったらもっと映えただろうになぁ。繰り返しますが、ボウイは絶好調。



5.エチオピアの映像 (BGM: ドライヴ / ザ・カーズ)
涙なしでは見られない映像。私も小さな子供がいるだけになおのこと。ただなんでBGMがカーズの曲なのかは意味不明。


6.アメイジング・グレイス / ジョーン・バエズ
個人的には最悪パフォーマンスの一つ。このあとの「ウィ・アー・ザ・ワールド」が収録されてなくてほんとによかった。だいたい元々そんなに歌の上手い人でもないのに「アメイジング・グレイス」をしかもアカペラでというのは役不足。なんで出演できたんだ?ディランの肝入りか?


7.ストップ・ユア・ソビング / プリテンダーズ
うーん、クリッシーは好きだけど、こりゃ盛り上がらないなぁ。


8.チェイン・ギャング / プリテンダーズ
これも曲はいいんだけど、彼らはどっちかといえば大きな器でない方がいいように思う。


9.ミドル・オブ・ザ・ロード / プリテンダーズ
最後のハープでちょっと盛り上がるけど。この後のフーがすごかっただけに余計にしょぼく感じられた。


10.愛の支配 / ザ・フー
「マイ・ジェネレーション」がミスで収録できなかったというのは切腹モノだが、これだけすごいパフォーマンスが残っていればまあいいでしょう。ザ・フーは個人的には鬼門のバンドですが、ライヴで見ると確かに映える。ロジャーがイマイチ声の調子が良くない感じ。



11.無法の世界 / ザ・フー
これは圧巻のパフォーマンス。スタジオ・アーティストとしてはほとんど評価していない(失礼)ので、余計に素直に感動した。ロジャーも本調子に。ピートはギター壊して欲しかった。それにしても実に堅実なプレイをしているジョンがほとんど映らないのはかわいそう。やはりベースは見栄えがしないのか。ケ二ー・ジョーンズもがんばってます。つーか上手いよ。



12.フットルース / ケニー・ロギンス
もともと軽い曲なんで、ライヴでは低音を効かせないと流れちゃうなと思ったら、その通りの演奏。ドラムスもシンセ・ドラム使っちゃ軽薄そのものの音に。
フットルース


13.ベニーとジェッツ / エルトン・ジョン
実はこの曲、エルトンが大嫌いな曲らしい(でも大ヒットした)。でもなかなかライブ向き。エルトン・バンドにブラスが入ってますが、なかなか効果的でした。


14.ロケット・マン / エルトン・ジョン
屈指の名曲の一つ。さすが会場もイントロで大盛り上がり。レイ・クーパーがパーカッションで実にいい仕事してます。基本的にはどの曲もレコードのアレンジを大きく外していないんですが、アレンジがしっかりしているせいか安心して楽しめる。
ホンキー・シャトー+1(紙ジャケット仕様)


15.恋のデュエット / エルトン・ジョン&キキ・ディー
この曲も次の曲も実は私が嫌いなエルトン・ナンバーなんですが、まあ確かに盛り上がり系ですね。キキ・ディーは後に「トゥルー・ラヴ」でもエルトンとデュエットしてますが、相性いいみたいですね。もっと評価されていいシンガーのひとり。


16.僕の瞳に小さな太陽 / エルトン・ジョンワム!
ワム!というよりジョージだわね。上手いよ、やっぱり。ルックスが後のゲイ・カミングアウトを予感させます。アンドリューはキキ・ディーとともにバックコーラスへ。ほんと、存在意義がよくわからん人です。ジョージはフレディの後釜がウワサされた時期もありましたが、タイプはちょっと違いますが彼だったらやれたかも。ソングライターとしてのジョージは基本的に軽めなので、エルトンのこの曲のような重厚さに惹かれるのはなんとなくわかる。


さて、いよいよイギリス・フィナーレです。予想がつきますが、やはり当時は圧倒的にイギリス系の方がいいですね。